令和 3年 9月 定例会(第4回) 令和3年
唐津市議会会議録(定例会)その8 第4回1 日 時 令和3年9月24日 午前10時00分開議
於唐津市議会議場2 出席した議員 1番 笹 山 茂 成 2番 青 木 茂 3番 宮 原 辰 海 4番 久 保 美 樹 5番 井 上 裕 文 6番 大宮路 美奈子 7番 岡 部 高 広 8番 伊 藤 一 之 9番 原 雄一郎 10番 古 藤 宏 治 11番 吉 村 慎一郎 12番 江 里 孝 男 13番 山 下 壽 次 14番 伊 藤 泰 彦 15番 楢 﨑 三千夫 16番 酒 井 幸 盛 17番 黒 木 初 18番 浦 田 関 夫 19番 水 上 勝 義 20番 大 西 康 之 21番 中 村 健 一 22番 石 﨑 俊 治 23番 田 中 秀 和 24番 進 藤 健 介 25番 熊 本 大 成 26番 宮 本 悦 子 27番 中 川 幸 次 28番 白 水 敬 一3 地方自治法第121条による出席者の職氏名 市 長 峰 達 郎 副 市 長 脇 山 秀 明 副 市 長 脇 山 行 人 教 育 長 栗 原 宣 康
ボートレース企業局長 櫻 庭 佳 輝 政 策 部 長 堀 田 信 総 務 部 長 濵 口 智 財 務 部 長 草 野 陽 未 来 創 生 部 長 北 方 初 美 市 民 部 長 緒 方 俊 寿 保 健 福 祉 部 長 田 中 寿 幸 農 林 水 産 部 長 山 本 善 文 経 済 観 光 部 長 畔 田 浩 貴 都 市 整 備 部 長 宗 田 匡 央 消 防 長 青 山 幸 生 会 計 管 理 者 小 形 圭 一 上 下 水 道 局 長 白 水 英 樹 教 育 部 長 草 場 忠 治 総 務 課 長 近 藤 達 士4 出席した事務局職員 議 会 事 務 局 長 青 山 泰 三 議会事務局副局 長 林 山 弘 美 午前10時00分 開議
○議長(笹山茂成君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。 事務局長に本日提出されている議案等について報告をさせます。
◎
議会事務局長(青山泰三君) 報告いたします。 本日、議案第94号、令和3年度唐津市
一般会計補正予算の予算議案1件、議案第95号、令和2年度唐津市
一般会計歳入歳出決算から議案第107号、令和2年度唐津市
モーターボート競走事業会計の利益処分及び決算までの
決算関連議案13件、報告第9号、令和2年度唐津市
一般会計継続費精算報告についてから報告第11号、放棄した債権の報告についてまでの報告3件、以上、
市長提出議案等17件が提出されております。また、監査報告1件が提出されております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 監査報告並びにその他の諸般の報告は、お手元に配付しておりますので、ご覧願います。 議事日程の追加について、お諮りいたします。 本日の日程は、
決算関連議案等の
提案理由説明、委員長報告、討論、採決となっておりますが、追加の
補正予算議案1件が提出されましたので、
議会運営委員会に諮りました結果、追加の
補正予算議案及び
決算関連議案等の
提案理由説明の後、追加の
補正予算議案の議案質疑を行い、委員長報告、討論、採決を行うことにしたいと思います。 このように議事日程に追加し、審議することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(笹山茂成君) 異議なしと認めます。よって、ただいま申し上げましたように、議事日程に追加することに決しました。 議事日程に従い、これより追加議案の提案理由の説明を行います。 議案第94号から議案第107号まで、並びに報告第9号から報告第11号まで、以上17件を一括付議します。 執行部の提案理由の説明を求めます。
草野財務部長。 (財務部長 草野 陽君登壇)
◎財務部長(草野陽君) 財務部所管の議案についてご説明申し上げます。 本日提出いたしました議案集の第6をお願いいたします。 今回の補正予算につきましては、
災害復旧対応、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止の緊急対応に関する予算を計上しておりまして、先にご審議、ご決定を賜りたくお願いするものでございます。 それでは、1ページをお開き願います。議案第94号、令和3年度唐津市
一般会計補正予算についてでございますが、第1条、
歳入歳出予算の総額781億5,520万1,000円に今回の補正額21億7,366万7,000円を追加し、予算の総額を803億2,886万8,000円とするものでございます。 第2条で地方債の補正を定めております。 次のページをお願いいたします。第1表は、
歳入歳出予算補正の款項の区分ごとの補正状況でございます。詳細につきましては、別冊の補正予算に関する説明書でご説明をさせていただきます。 4ページをお願いいたします。第2表は、地方債補正でございますが、補正前の限度額122億5,956万3,000円に今回の補正に伴う起債額を追加及び変更いたしまして限度額を128億9,356万3,000円とするものでございます。 次に、議案集第7の補正予算に関する説明書をお願いいたします。 1ページをお開き願います。1ページから3ページにかけましては、
一般会計補正予算の総括でございます。歳入の款別補正状況と、歳出では補正状況及び財源内訳を示しております。 事項別の明細につきましては、歳出のほうからご説明させていただきます。 8ページをお願いいたします。民生費の
災害援護資金貸付金は、唐津市災害弔慰金の支給等に関する条例に基づき、令和3年8月の大雨により被災された方に対しまして
災害援護資金の貸付けを行うものでございます。 衛生費の予防接種費は、
臨時抗原検査センターの設置に要した費用を本事業費から流用したため、10月1日からの
インフルエンザ予防接種開始等を踏まえ、当該流用額を計上するものでございます。
農林水産業費の農林地(林地)
崩壊防止事業費は、令和3年8月の大雨により被災した住宅裏の山腹を復旧し、保全を図るものでございます。 災害復旧費の令和3年災害農地・
農業用施設復旧費から12ページの令和3年
災害文化財復旧費までにつきましては、令和3年8月の大雨により被災した農地ほか施設等の復旧を図るものでございます。 予備費の
新型コロナウイルス感染症拡大防止緊急対応分につきましては、
新型コロナウイルス感染症の急拡大等に備え、緊急対応を行うための予備費を追加するものでございます。 次に、歳入を説明させていただきます。 4ページにお戻り願います。分担金及び負担金から、6ページの市債までは、先ほど説明いたしてまいりました歳出の特定財源としてそれぞれ計上をいたしております。 以上が一般会計の補正予算の説明でございます。 続きまして、議案集の第8をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。報告第9号、令和2年度唐津市
一般会計継続費精算報告についてご説明申し上げます。
一般会計継続費に係る継続年度が終了いたしましたので、
地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものでございます。 次のページをお願いいたします。
浜玉市民センター等改修整備費でございます。これは、令和元年度から令和2年度までの2カ年の継続事業として実施したものでございます。 計の欄をご覧ください。全体計画の年割額12億2,517万6,000円に対しまして、実績の支出済額が11億2,994万9,143円となっておりまして、年割額と支出済額との差9,522万6,857円につきましては、
工事請負費の入札減等によるものでございます。 次に、
佐志中学校校舎等大
規模改造事業費でございますが、これは平成30年度から令和2年度までの3カ年の継続事業として実施したものでございます。 計の欄をご覧ください。全体計画の年割額20億962万3,000円に対しまして、実績の支出済額が18億4,910万1,983円となっておりまして、年割額と支出済額との差1億6,052万1,017円につきましては、
工事請負費の入札減等によるものでございます。 次のページをお願いいたします。続きまして、唐津市
野球場整備費でございます。これは平成30年度から令和2年度までの3カ年の継続事業として実施したものでございます。 計の欄をご覧ください。全体計画の年割額17億5,535万4,000円に対しまして、実績の支出済額が16億2,412万4,148円となっておりまして、年割額と支出済額との差1億3,122万9,852円につきましては、
工事請負費の入札減等によるものでございます。 4ページをお願いいたします。報告第10号、令和2年度唐津市
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告についてご説明申し上げます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものでございます。 次のページをお願いいたします。
実質赤字比率及び
連結実質赤字比率につきましては、いずれも黒字でございましたので、赤字比率は生じておりません。
実質公債費比率につきましては11.9%でございまして、
早期健全化基準25%の範囲内の数値でございました。将来負担比率につきましても112.7%で、基準の350%を下回っております。 また、
資金不足比率につきましては、公営企業等に係る会計が対象となるものでございますが、各会計とも資金不足は生じていない状況でございます。 なお、議案集第20として、監査委員の
健全化判断比率及び
資金不足比率審査意見書をお手元に配付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 6ページをお願いいたします。報告第11号、放棄した債権の報告についてご説明申し上げます。 唐津市債権の管理に関する条例第14条第1項の規定により、次の債権を放棄いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 放棄した債権の名称は、唐津市
同和地区中小企業振興資金貸付金、放棄した債権は17件、6,210万2,493円でございます。放棄した理由は、条例第14条第1項第6号に規定する消滅時効に係る時効期間の満了によるものでございます。 以上で財務部所管の議案の説明及び報告を終わらせていただきます。何とぞご審議の上、ご決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(笹山茂成君)
小形会計管理者。 (
会計管理者 小形圭一君登壇)
◎
会計管理者(小形圭一君) 本日提出いたしました議案第95号から議案第102号までの8議案につきましてご説明申し上げます。 議案集の第9をお願いいたします。 議案第95号、令和2年度唐津市
一般会計歳入歳出決算でございます。 6ページをお願いいたします。一般会計の予算総額は947億595万8,340円となっております。 歳入の調定額は943億9,576万3,411円、収入済額は899億7,968万7,552円で、調定額に対します収入済額の割合は95.3%となっております。
不納欠損額は1億174万6,264円で、その内訳は、市税、住宅使用料、諸収入等でございます。 また、
収入未済額は43億1,432万9,595円で、その内訳は、市税が3億3,378万5,254円、
継続費逓次繰越事業等の繰越事業に係る未
収入特定財源の34億6,454万8,733円がその主なものでございます。 次に、歳出でございます。 12ページをお願いいたします。支出済額は883億5,778万1,199円で、予算現額に対します支出済額の割合は93.3%となっております。 また、翌年度繰越額は35億5,249万5,252円で、その内訳は、継続費の浜崎駅南北線外2
路線道路改良費7億2,583万9,917円、繰越明許費の
新型コロナウイルスワクチン接種事業費2億4,054万8,000円、唐津市
文化体育館整備費5億4,071万5,000円がその主なものでございます。 14ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額は16億2,190万6,353円となりますが、この額から翌年度へ繰り越すべき財源であります8,794万6,519円を差し引きました額が
実質収支額でございます。 その結果、令和2年度一般会計の
実質収支額は15億3,395万9,834円となりますが、この中から
財政調整基金に8億円を繰り入れまして、剰余金7億3,395万9,834円で決算をいたしております。 続きまして、議案第96号、令和2年度唐津市国民
健康保険特別会計歳入歳出決算でございます。 16ページをお願いいたします。本会計の予算総額は156億4,461万3,000円で、歳入の調定額は160億1,365万2,170円、収入済額は156億7,569万9,808円となっております。
不納欠損額は3,059万8,979円で、国民
健康保険税3,058万1,673円がその主なものでございます。 また、
収入未済額は3億735万3,383円で、国民
健康保険税の2億8,902万8,099円がその主なものでございます。 次に、歳出でございます。 20ページをお願いいたします。支出済額は154億298万6,987円でございます。 22ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の2億7,271万2,821円で決算をいたしております。 次に、議案第97号、令和2年度唐津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算でございます。 24ページをお願いいたします。本会計の予算総額は16億8,079万1,000円で、歳入の調定額は16億6,390万300円、収入済額は16億5,598万2,139円となっております。
不納欠損額は、
後期高齢者医療保険料の88万2,948円でございます。 また、
収入未済額は、
後期高齢者医療保険料の703万5,213円でございます。 次に、歳出でございます。 26ページをお願いいたします。支出済額は16億5,249万3,539円でございます。 28ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の348万8,600円で決算をいたしております。 次に、議案第98号、令和2年度唐津市
介護保険特別会計歳入歳出決算でございます。 30ページをお願いいたします。本会計の予算総額は135億1,304万7,000円で、歳入の調定額は135億3,639万3,517円、収入済額は134億4,395万7,266円となっております。
不納欠損額は2,521万8,194円で、介護保険料の2,425万297円がその主なものでございます。 また、
収入未済額は6,721万8,057円で、介護保険料の6,155万9,268円がその主なものでございます。 次に、歳出でございます。 32ページをお願いいたします。支出済額は131億9,901万6,864円でございます。 34ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の2億4,494万402円で決算をいたしております。 次に、議案第99号、令和2年度唐津市
養護老人ホーム特別会計歳入歳出決算でございます。 36ページをお願いいたします。本会計の予算総額は3億111万6,000円で、歳入の調定額は2億8,186万1,114円、収入済額も同額となっております。 次に、歳出でございます。 38ページをお願いいたします。支出済額は2億8,186万1,114円でございます。 40ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともにゼロ円で決算をいたしております。 次に、議案第100号、令和2年度唐津市
介護サービス事業特別会計歳入歳出決算でございます。 42ページをお願いいたします。本会計の予算総額は3,947万4,000円で、歳入の調定額は3,149万2,378円、収入済額も同額となっております。 次に、歳出でございます。 44ページをお願いいたします。支出済額は3,149万2,378円でございます。 46ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともにゼロ円で決算をいたしております。 次に、議案第101号、令和2年度唐津市
観光施設特別会計歳入歳出決算でございます。 48ページをお願いいたします。本会計の予算総額は2,529万4,000円で、歳入の調定額は2,271万4,589円、収入済額も同額となっております。 次に、歳出でございます。 50ページをお願いいたします。支出済額は2,264万5,306円でございます。 52ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の6万9,283円で決算をいたしております。 次に、議案第102号、令和2年度唐津市
有線テレビ事業特別会計歳入歳出決算でございます。 54ページをお願いいたします。本会計の予算総額は5億7,802万8,000円で、歳入の調定額は6億3,178万8,852円、収入済額は5億9,871万737円となっております。
不納欠損額は37万4,040円となっておりますが、その内訳は、
有線テレビジョン負担金3万6,500円と
有線テレビジョン使用料33万7,540円でございます。 また、
収入未済額は3,270万4,075円となっておりますが、その内訳は、
有線テレビジョン負担金79万2,260円と
有線テレビジョン使用料3,191万1,815円でございます。 次に、歳出でございます。 56ページをお願いいたします。支出済額は5億5,559万8,172円でございます。 58ページをお願いいたします。
歳入歳出差引残額、
実質収支額、
剰余金ともに同額の4,311万2,565円で決算をいたしております。 以上、ご説明申し上げました令和2年度各会計の決算の詳細につきましては、60ページ以降に
歳入歳出決算事項別明細書を、338ページから341ページには実質収支に関する調書を、また344ページ以降には財産に関する調書を添付いたしております。 なお、以上8会計の決算に対します監査委員の唐津市
歳入歳出決算及び
基金運用状況審査意見書を議案集第15で、
主要施策成果説明書を議案集第10でお手元に配付いたしております。 以上で一般会計、並びに
特別会計決算議案の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご認定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(笹山茂成君)
白水上下水道局長。 (
上下水道局長 白水英樹君登壇)
◎
上下水道局長(白水英樹君) 本日提出いたしました
上下水道局所管の3議案につきましてご説明申し上げます。 議案集第16をお願いいたします。 まず、議案第103号、令和2年度唐津市
水道事業会計の利益処分及び決算につきましてご説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。
決算報告書(1)の
収益的収入及び支出でございますが、まず収入につきまして、決算額は33億6,030万9,297円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は28億144万8,950円となっております。 3ページをお願いいたします。続きまして、(2)の資本的収入及び支出でございますが、まず収入につきまして、決算額は11億2,867万5,627円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は25億2,319万2,763円となっております。 また、翌年度に繰り越した額は1,187万4,500円となっております。 なお、収入から支出を差し引きました不足額13億9,451万7,136円につきましては、欄外に記載しておりますが、
損益勘定留保資金等で補填いたしております。 次に、5ページをお願いいたします。損益計算書で、全て税抜きでございます。 1、営業収益、3の
営業外収益の収益合計30億9,955万6,381円から、2の営業費用、4の営業外費用及び6、特別損失の費用合計26億5,174万6,146円を差し引きました4億4,781万235円が、当年度純利益となっておりまして、その他未
処分利益剰余金変動額3億5,847万8,948円を加えました8億628万9,183円が当年度未
処分利益剰余金となっております。 次に、
利益剰余金の処分についてご説明いたします。 7ページをお願いいたします。下段の
剰余金処分計算書(案)でございますが、当年度の未
処分利益剰余金8億628万9,183円全額を
建設改良積立金として積み立てるものでございます。 そのほか、9ページ以降に令和2年度の貸借対照表及び決算関係の附属書類をお示しいたしております。 続きまして、議案第104号、令和2年度唐津市
工業用水道事業会計決算についてご説明申し上げます。 47ページをお願いいたします。
決算報告書(1)の
収益的収入及び支出でございます。 まず、収入につきまして、決算額は9,342万5,446円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は1億1,560万2,161円となっております。 49ページをお願いいたします。続きまして、(2)の資本的収入及び支出でございますが、まず収入につきまして、決算額は740万142円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は880万9,242円となっております。 なお、収入から支出を差し引きました不足額140万9,100円につきましては、欄外に記載しておりますが、
損益勘定留保資金等で補填いたしております。 次に、51ページをお願いいたします。損益計算書で、全て税抜きでございます。 1の営業収益及び3の
営業外収益の収入合計8,784万8,320円から、2の営業費用及び4の営業外費用の費用合計1億1,015万3,135円を差し引きました2,230万4,815円が当年度の純損失となっております。これによりまして、前年度繰越欠損金を合わせました15億2,600万7,391円が当年度未
処理欠損金となっております。 次に、53ページをお願いいたします。下段の
欠損金処理計算書でございますが、当年度未
処理欠損金を翌年度に繰り越すものでございます。 そのほか、55ページ以降に令和2年度の貸借対照表及び決算関係の附属書類をお示しいたしております。 続きまして、議案第105号、令和2年度唐津市
下水道事業会計決算についてご説明申し上げます。 69ページをお願いいたします。
決算報告書(1)の
収益的収入及び支出でございます。 まず、収入につきまして、決算額は45億7,055万4,514円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は48億8,782万2,442円となっております。 71ページをお願いいたします。続きまして、(2)の資本的収入及び支出でございますが、まず収入につきまして、決算額は38億8,678万8,182円となっております。 次に、支出につきまして、決算額は48億4,300万7,316円となっております。 なお、収入から支出を差し引きました不足額9億5,621万9,134円につきましては、欄外に記載しておりますが、
損益勘定留保資金等で補填いたしております。 次に、73ページをお願いいたします。損益計算書で、全て税抜きでございます。 1、営業収益、3、
営業外収益及び5、特別利益の収益合計43億9,592万6,109円から、2、営業費用、4、営業外費用及び6、特別損失の費用合計48億5,168万15円を差し引きました4億5,575万3,906円が当年度の純損失となっております。これによりまして、前年度繰越欠損金を合わせました13億7,358万458円が当年度未
処理欠損金となっております。 次に、75ページをお願いいたします。下段の
欠損金処理計算書でございますが、当年度未
処理欠損金を翌年度に繰り越すものでございます。 そのほか、77ページ以降に令和2年度の貸借対照表及び決算関係の附属書類をお示しいたしております。 なお、監査委員の公営企業会計決算審査意見書を議案集第19でお手元に配付いたしております。 以上で
上下水道局所管の議案につきまして説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定、ご認定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) 保健福祉部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第17をお願いいたします。 議案第106号、令和2年度唐津市市民病院きたはた事業会計決算につきましてご説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。(1)の
収益的収入及び支出でございますが、まず収入ですが、税込み決算額の合計は6億232万3,775円となっております。 次に、支出では、税込み決算額の合計は6億3,850万5,482円となっております。 続きまして、(2)の資本的収入及び支出でございますが、まず収入ですが、税込み決算額の合計は1,948万3,120円となっております。 次に、支出では、税込み決算額の合計は5,640万3,723円となっております。 なお、資本的収入及び支出の決算額での不足額3,692万603円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填いたしております。 3ページをお願いいたします。損益計算書でございますが、医業収益及び医業外収益の収入合計額から、医業費用、医業外費用及び特別損失の支出額を差し引きました3,943万6,937円が当年度の純損失となっております。 純損失となりました理由といたしましては、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものでございまして、入院、外来ともに患者数が減少したことによるものであります。 また、純損失額と前年度繰越
利益剰余金の3億8,846万4,977円を合わせました当年度の未
処分利益剰余金は3億4,902万8,040円となり、全額翌年度に繰り越すこととしております。 そのほか、5ページ以降に剰余金計算書、貸借対照表及び決算関係の附属書類をお示しいたしております。 なお、監査委員の決算審査意見書を議案集第19でお手元に配付いたしております。 以上で説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご認定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(笹山茂成君) 櫻庭
ボートレース企業局長。 (
ボートレース企業局長 櫻庭佳輝君登壇)
◎
ボートレース企業局長(櫻庭佳輝君) ボートレース企業局所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第18をお願いいたします。 議案第107号、令和2年度唐津市
モーターボート競走事業会計の利益処分及び決算についてご説明申し上げます。 1ページをお開きください。まず、決算の概要についてご説明申し上げます。 令和2年度唐津市モーターボート競走事業
決算報告書(1)の
収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては、予算総額775億8,336万4,000円に対しまして、税込み決算額は733億8,928万3,868円となっております。 次に、支出につきましては、予算総額724億4,563万6,000円に対しまして、税込み決算額は682億9,866万8,039円となっております。 3ページをお願いいたします。(2)の資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては、予算総額ゼロ円に対しまして、税込み決算額は2,142万6,615円となっております。 次に、支出につきましては、予算総額41億8,094万4,240円に対しまして、税込み決算額は35億4,199万1,429円、また翌年度への繰越額が4億5,932万450円となっております。 なお、収入から支出を差し引きました不足額35億2,056万4,814円につきましては、3ページ及び4ページの欄外に示しておりますとおり、消費税資本的収支調整額、
建設改良積立金及び過年度分損益勘定留保資金で補填いたしております。 次に、5ページをお願いいたします。令和2年度唐津市モーターボート競走事業損益計算書でございますが、まず収益は、1の営業収益731億9,199万6,661円、3の
営業外収益4,094万6,379円、この特別利益1億5,496万2,339円の合計で733億8,790万5,379円となっております。 次に、費用は、2の営業費用662億9,122万6,477円、4の営業外費用15億5,949万2,285円、6の特別損失7億6,202万4,382円の合計で686億1,274万3,144円となっております。収益から費用を差し引きました額47億7,516万2,235円が当年度の純利益となっております。 この純利益に、前年度繰越
利益剰余金の12億3,068万7,759円と、その他未
処分利益剰余金変動額の31億6,310万5,970円を加えました91億6,895万5,964円が当年度未
処分利益剰余金となっております。 次に、
利益剰余金の処分についてご説明いたします。 6ページをお願いいたします。下段のほうの令和2年度唐津市モーターボート競走事業
剰余金処分計算書(案)についてでございますが、当年度未
処分利益剰余金91億6,895万5,964円のうち18億円を
建設改良積立金へ、1億円を利益積立金へ積み立て、30億円を一般会計へ繰り出し、31億6,310万5,970円は自己資本金へ組み入れることといたしまして、残額の11億584万9,994円を繰越
利益剰余金といたしております。 そのほか、8ページ以降に令和2年度の貸借対照表及び決算関係の附属書類をお示しいたしております。 なお、議案集第19として、監査委員の決算審査意見書を配付いたしております。 以上で説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定、ご認定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(笹山茂成君) 以上で追加議案の提案理由の説明を終わります。 議事日程に従い、議案質疑を行います。 追加議案の議案第94号を付議します。 ご質疑ございませんか。吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) おはようございます。11番、志政会、吉村慎一郎です。会派を代表して、議案質疑を行います。 議案第94号、令和3年度唐津市
一般会計補正予算の中から、民生費中、
災害援護資金貸付金、衛生費中、予防接種費、
農林水産業費中、農林地
崩壊防止事業費、災害復旧費については、農地・農業用施設、林業施設、土木施設、公園施設、総合福祉施設、公立学校施設、文化財の7項目が上がっておりますので、所管部ごとに質疑します。 最後に、予備費中、
新型コロナウイルス感染症拡大防止緊急対応分について質疑をいたします。 まず、
災害援護資金貸付金について、唐津市災害弔慰金の支給等に関する条例に定める災害弔慰金とはどのような制度なのか、お伺いします。 次に、予防接種費について、
臨時抗原検査センターの設置に要した費用を本事業費から流用したため、当該流用額を計上するものとありますが、まず流用の考え方についてお伺いします。 次に、農林地
崩壊防止事業費について、この事業費は、住宅裏の被災した箇所を復旧する事業ということですが、今回事業の内容及び採択要件、財源内訳はどのようになっているのか、お伺いします。 次に、災害復旧費中、令和3年災害農地・
農業用施設復旧費及び令和3年災害林業施設復旧費については、関連しておりますので、一括して質疑します。 令和3年8月豪雨による災害の状況について、農地、農業用施設、林道の災害件数及び被害額についてお伺いします。 次に、令和3年災害土木施設復旧費について、道路や河川の被害状況についてお伺いします。 次に、令和3年災害公園施設復旧費について、公園施設の被害状況についてお伺いします。 次に、令和3年災害総合福祉施設復旧費について、施設の被害状況についてお伺いします。 次に、令和3年災害公立学校施設復旧費及び令和3年
災害文化財復旧費については、関連しておりますので一括で、被災箇所とその内容についてお伺いします。 次に、予備費中、
新型コロナウイルス感染症拡大防止緊急対応分について、その前に、8月17日に唐津市コロナ緊急宣言が発表されましたが、その後どのようになったのかについてお伺いします。 また、
新型コロナウイルス感染症拡大防止緊急対応分の予備費とのことですが、その考え方と想定される使い道、またあくまで緊急対応に限定されると理解してよいのか、その点についてお伺いします。 これで1回目の質疑を終わります。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) 吉村議員のご質疑にお答えいたします。 保健福祉部所管で2項目ございました。 災害弔慰金のご質問でございます。災害弔慰金でございますが、災害弔慰金の支給等に関する法律に基づき、対象となる災害でお亡くなりになられた市民のご遺族に対し、市が条例により弔慰金を支給する制度でございます。 対象となる災害でございますが、その市町村内において、住居が5世帯以上滅失した災害、県内において、災害救助法が適用された市町が1団体以上あった災害などでございます。 弔慰金の額につきましては、対象となる災害で、生計を維持していた方が死亡した場合には500万円を、そのほかの場合には250万円を支給することとなっております。 続いて、令和3年災害総合福祉施設復旧費でございます。 被害状況でございますが、令和3年8月の大雨で、唐津市浜玉町世代間交流センター「やすらぎ荘」敷地内ののり面の一部が崩壊し、ゲートボール場に土砂が流入し、樹木2本が倒れている状況でございます。復旧する費用として158万4,000円を見込んでいるところでございます。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君)
草野財務部長。 (財務部長 草野 陽君登壇)
◎財務部長(草野陽君) 吉村議員のご質疑にお答えいたします。 財務部といたしましては、予防接種費中における予算流用の考え方についてという部分と今回の予備費の考え方についてお答えさせていただきたいと存じます。 まず、予算流用の考え方でございますが、予算の執行段階におきまして、予算編成時に想定ができなかった事態が起こり、予算が不足し、執行ができない状況が生じることがございます。 このような緊急時におきまして、その事業を執行する必要があると判断した場合、一つの手法といたしまして、同一の事業内、あるいは同一の目内の予算を使用する、いわゆる予算の流用により対応をさせていただいているところでございます。 予算の流用につきましては、地方自治法第220条第2項におきまして、予算の区分に使用いたします款項目節でございますが、款の流用は禁止、項の流用につきましても原則として禁止されているところでございますが、目と節の流用につきましては、それらが予算執行のために設けられた、いわゆる執行科目であるため、特に制限は規定されておりません。 しかしながら、流用をみだりに行うことは、予算の執行体制そのものを乱すほか、議会審議の形骸化につながるおそれがあり、財務規則におきましては、流用にはやむを得ない場合のみに認めるものといたしておりまして、流用を行います際には、財政課におきまして、その執行性の必要性や緊急性、財源面など考慮をいたしまして、流用元の妥当性などを確認いたし、その可否を判断させていただいているところでございます。今回の流用につきましても、こういった考えの下、流用させていただいたものでございます。 続きまして、予備費の考え方と想定される事業等につきましてでございますが、
新型コロナウイルス感染症につきましては、ワクチン接種が進んでおりますものの、8月の感染急拡大といったことが再び生じる可能性もあると認識をいたしております。 本来であれば、その対応につきましては、補正予算としてご提案させていただき、ご審議をいただくべきところではございますが、その時期や規模、感染の状況、そして打つべき対策につきまして、あらかじめ見通すことが非常に困難な状況でございます。 そのため、本議会での議論を踏まえ、今回の感染症の拡大防止対策に使途を限定いたしました予備費を今回ご提案させていただいたものでございます。 ご質疑の使い道でございますが、現在、想定しておりますものといたしましては、8月から9月上旬にかけて今回緊急に実施いたしました抗原検査等の実施でありますとか、緊急に対応が必要な衛生物品の購入、感染症拡大防止のための、緊急のための周知でありますとか、広報など使い道は考えているところでございます。 また、議員ご指摘のとおり、感染症の今回の予備費につきましては、拡大防止のための緊急対応に今回使途を限定させていただいて、予算の計上をさせていただいたものでございます。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 山本農林水産部長。 (農林水産部長 山本善文君登壇)
◎農林水産部長(山本善文君) 吉村議員のご質疑にお答えいたします。私のほうからは、2点ございました。 まず、農林地崩壊防止事業についてでございます。 事業の内容につきましては、全体で16カ所の民家裏の農林地崩壊が発生しており、工事費5,000万円を予定しております。 農林地崩壊防止事業の採択要件につきましては、時間最大雨量20ミリ以上、24時間雨量80ミリ以上の降雨時に農林地の崩壊が発生し、人家2戸以上や道路、河川、公共施設等に被害を与えると認められる場合に対象となります。 なお、一般的に工事費につきましては、1カ所の工事が40万円以上、200万円未満のものとなります。事業費に係る負担割合につきましては、県が2分の1、市が4分の1、受益者が4分の1の負担となっております。 今回の予算についての財源内訳につきましては、全体費用のうち、県が2,500万円、市と受益者がそれぞれ1,250万円となります。 続きまして、令和3年8月豪雨における農地・農業用施設、林業施設災害の内容についてでございます。 災害の状況ですが、農地の災害が99カ所、農作業道路や農業用水路などの農業用施設の災害が88件、林道災害が163件でございました。 また、被害額につきましては、農地・農業用施設が約6億3,000万円、林道災害が約2億4,000万円となっております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 宗田都市整備部長。 (都市整備部長 宗田匡央君登壇)
◎都市整備部長(宗田匡央君) 吉村議員のご質疑にお答えいたします。私のほうからは、道路、河川並びに公園の被災状況でございました。 まず、8月11日以降の道路、河川の被災状況でございます。道路281件、河川13件、合計294件でございます。 また、主に道路につきましては、主にのり面崩壊、また路肩崩壊、また河川につきましては、護岸崩壊等でございました。 また、その中で、早急に対応しなければいけなかった箇所が1件ございましたので、当初予算で対応しております。今回の追加補正としましては、その1件を差し引きまして、道路280件、8億3,924万1,000円、河川13件、6,778万4,000円、合計293件の9億702万5,000円となっております。 次に、災害を受けた公園でございます。 公園につきましては、七ツ釜園地と石室小規模児童遊園地の2件でございました。七ツ釜園地では延長25メートル、高さ約4.9メートルののり面崩壊です。また、石室小規模児童遊園地につきましては、延長30メートル、高さ約7メートルののり面崩壊となっております。 今回の追加補正としましては、七ツ釜園地が474万1,000円、石室小規模児童遊園地が640万2,000円、合計1,114万3,000円となっております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 草場教育部長。 (教育部長 草場忠治君登壇)
◎教育部長(草場忠治君) 吉村議員のご質疑にお答えいたします。私のほうからは、公立学校施設復旧費と文化財復旧費の件数と内容についてでございます。 まず、公立学校施設復旧費につきましては、湊小学校1件でございます。状況といたしましては、8月11日からの豪雨により、学校用地内のグラウンドに隣接する山ののり面が3カ所崩壊しておりまして、その土砂がグラウンド内に流入し、遊具のブランコが破損、また敷地内を通る水路も塞いでおり、グラウンド内への冠水が発生しております。 次に、文化財復旧費でございますが、国の特別史跡に指定されております名護屋城跡及び徳川家康別陣跡の2カ所でございまして、2カ所とも8月24日の豪雨により、のり面が崩落したものでございます。名護屋城跡につきましては、本丸直下の山里丸側ののり面が幅約10メートル、長さ約12メートルにわたって崩落しており、徳川家康別陣跡は、殿ノ浦西海岸線の市道側ののり面が幅約40メートル、長さ約50メートルにわたって崩落したものでございます。 なお、2カ所とものり面部分の崩落であり、遺跡の遺構への毀損は確認されておりません。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 堀田政策部長。 (政策部長 堀田 信君登壇)
◎政策部長(堀田信君) 吉村議員のご質疑にお答えいたします。 唐津市コロナ緊急宣言につきましては、唐津市での感染拡大を受け、感染の拡大を一日も早く収束させることができるよう、8月17日に市長緊急記者会見という形で、市長メッセージとして発表させていただきました。この記者会見の様子は動画に編集し、行政放送、YouTube、LINE等でお伝えさせていただきました。 翌日には佐賀県が医療環境を守るための非常警戒措置を発表いたしまして、その後、8月27日から9月12日まで国のまん延防止等重点措置が旧唐津市に適用されたところでございます。 ご質疑の唐津市コロナ緊急宣言の終期につきましては、9月10日に開催いたしました本市の第48回
新型コロナウイルス感染症対策本部会議におきまして、まん延防止等重点措置の解除を受け、本市が発表しておりました唐津市コロナ緊急宣言につきましても、9月12日をもって終了させていただくことを決定させていただきました。 今回の唐津市コロナ緊急宣言は、市長メッセージとして発表させていただいたことから、発出時点でも、終了の際も、通常のプレスリリースという形を取っておりませんでした。今後は、こうした発表をする場合には、プレスリリースという形で、市民の皆様に正確にお伝えできるよう努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) それでは、
災害援護資金貸付金から再質疑を行います。
災害援護資金貸付の制度について、どのような内容となっているのか、お伺いします。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) 再質疑にお答えいたします。
災害援護資金貸付の制度でございます。災害弔慰金の支給等に関する法律に基づき、被害を受けた世帯に対して国、県からの貸付原資を元に市が被災者に資金を貸し付ける制度でございます。 県内で災害救助法が適用された市町が1団体以上災害があった場合に、市が唐津市災害弔慰金の支給等に関する条例に基づき、被災者の申込みにより貸付けを行うこととなっております。 貸付利率でございますが、保証人を立てる場合は無利子で、保証人を立てない場合は据置期間中の3年間は無利子で、以降は年率1%の利子となっております。償還期間は、据置期間を含め10年となっております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 内容については、理解できました。 では、次に
災害援護資金貸付の要件について、対象者や限度額についてどのようになっているのか、お伺いします。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) 再質疑にお答えいたします。 貸付けの対象となる被災者につきましては、世帯の人数に応じ、前年の総所得金額で、所得制限が設けられております。世帯の人数が1人の場合は220万円、2人の場合は430万円、3人の場合は620万円、4人の場合は730万円、5人以上の場合は1人増すごとに730万円に30万円を加えた額、ただし、その世帯の住居が滅失した場合の所得制限は1,270万円となっております。 また、貸付けの額につきましては、世帯主の保証がない場合の貸付限度額で、家財の3分の1以上の損害150万円、住居の半壊170万円、住居の全壊250万円、住居の全体が滅失、もしくは流出350万円となっております。 なお、複数の種類で貸付けを受ける場合には、1世帯当たりの限度額が全ての貸付けの合計額で350万円と定めております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 今まで要件等を確認してきましたが、最後に
災害援護資金貸付、これまでの実績があったのか、その点についてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) 再質疑にお答えいたします。 これまでの
災害援護資金貸付の利用状況でございますが、合併前の唐津市で、昭和55年度に貸付けの実績があることを確認しておりますが、本制度の対象となる災害救助法の適用を受ける災害が県内において過去少なかったこともあり、それ以降の利用実績はございません。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) それでは、予防接種費について再質疑を行います。 先ほど流用の考え方についてお伺いしましたが、流用をみだりに行うことは、予算の執行体制そのものを乱すと、それから議会審議の形骸化につながるおそれがあるということで、やむを得ない場合のみに行うということで理解ができました。 次に、
臨時抗原検査センター設置の目的についてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) 再質疑にお答えいたします。 設置の目的でございます。今回の
臨時抗原検査センターは、8月に入り感染力の強いデルタ株によって、飲食店や事業所などでクラスターが発生し、加えまして家庭内感染により感染が一気に拡大し、医療現場の逼迫した状況は災害級の非常事態であるということで、佐賀県が医療環境を守るための非常警戒措置を発表したことを受けまして、唐津市として無料で抗原検査を行うことで、無症状の段階で感染者を早期に発見し、感染拡大を食い止める目的で設置し、県内で初めて設置したものでございます。 なお、検査対象につきましては、発熱等の風邪症状がなく、感染に不安を感じている方で、市内時短要請対象の事業者、従業員及びその関係者など、身近に感染者がいたが、検査対象とならなかった方などとしたところでございます。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 検査対象については、感染に不安を感じている方で、市内の時短要請対象の事業者、それから従業員及びその関係者等、あと身近に感染者がいたが、検査対象とならなかった方などが対象だったということでございました。 それでは、抗原検査の実施状況、これはどのようになっているのか、お伺いします。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) 再質疑にお答えいたします。 実施状況でございますが、アルピノでは8月23日から8月31日までの9日間実施しておりまして、ドライブスルーが1,305人、ウォークスルーが438人の計1,743人の方が検査を受けられまして、陽性者が4人でございました。 また、健康サポートセンター「さんて」につきましては9月1日から9月12日までの12日間実施しておりまして、ドライブスルーが513人、ウォークスルーが3人の計516人の方が検査を受けられまして、陽性者が2人でございました。 抗原検査全体では、21日間実施しておりまして、ドライブスルーが1,818人、ウォークスルーが441人、計2,259人の方が検査を受けられ、陽性者が6人となっております。 なお、受検された方の住所地の割合は、旧唐津市が73.8%、旧郡部が22.7%、その他3.5%となっております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) トータルで2,259人の方が検査を受けられ、陽性者は6人ということでございました。 検査の実施後の問題点、それから反省点、どのように捉えられているのか、お伺いします。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) 再質疑にお答えいたします。 実施後の問題点、反省点ということでございます。市内の時短要請対象事業者の方の中には、市外にお住まいの方もいらっしゃると思いますが、今回の抗原検査を受けられた方のうち、県内で市外にお住まいの方、県外にお住まいの方が合計で75名、3.3%を占めております。 より多くの方に検査を受けていただくという観点からスピードを重視し、アンケートを簡略化した経緯がございまして、県内で市外にお住まいの方、県外にお住まいの方の詳細な情報を把握できていない点は、反省点として捉えております。 なお、抗原検査センター業務に従事した関係者による検証会議を9月15日に実施しまして、会場としては健康サポートセンター「さんて」のほうが資機材の調達や突発的な対応の面で使い勝手がよかった。ドライブスルーは1レーンで、1時間当たり45人程度が妥当な数字であるなどの意見が出たところでございます。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) この項、最後の質疑になりますが、想定接種率を踏まえた今後の新型コロナワクチン予防接種の流れについてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) 再質疑にお答えいたします。 予防接種の今後の流れでございます。集団接種につきましては、現在、健康サポートセンター「さんて」で40歳以上の方を対象に9月25日までファイザー社のワクチンで接種を行っております。 現在、予約中の9月28日以降の集団接種におきましては、モデルナ社のワクチンで接種を行うこととしております。9月28日から11月6日までの接種で、合計4,000人を予定しておりまして、9月24日9時時点で2,224人、55.6%の方が予約をされております。 なお、医療機関での個別接種につきましては、引き続きファイザー社のワクチン接種が行われます。医療機関で新たに接種する方は9月27日からとなっており、約9,600人の方のワクチンを確保しておりまして、今後の予定としております集団接種、個別接種で、確保しているワクチン数の接種が順調に終わりますと、接種率は約83%に達する見込みと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 想定接種率、約83%に達する見込みということでございました。執行部におかれましては、予防接種が始まって様々なご苦労があるかと思います。最近では10代の方、それから未成年者の方がお亡くなりになったということで、やはり市民の命を守るために、今後も精いっぱい業務の遂行をお願いいたしたいと思います。 それでは、次の質疑に移ります。 農林地
崩壊防止事業費について再質疑を行います。今後の復旧スケジュールについてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 山本農林水産部長。 (農林水産部長 山本善文君登壇)
◎農林水産部長(山本善文君) 再質疑にお答えいたします。 今後の復旧スケジュールについてですが、測量・設計完了後、10月末から11月に県の補助金の申請を予定しており、補助金交付決定が12月以降となる見込みであります。交付決定後、速やかに工事発注を行いたいと考えております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 次の質疑に移ります。 令和3年災害農地・
農業用施設復旧費及び令和3年災害林業施設復旧費について再質疑を行います。 今回は各地区大きな災害が数多く発生しているようでありますが、特に500万円以上の災害の発生状況、どのようになっているのか、お伺いします。
○議長(笹山茂成君) 山本農林水産部長。 (農林水産部長 山本善文君登壇)
◎農林水産部長(山本善文君) 再質疑にお答えいたします。 500万円以上の大きな災害の発生状況についてでございます。 まず、農地・農業用施設についてでございますが、ため池が2カ所、道路が8カ所、田・畑等の農地が3カ所の計13カ所発生しております。 次に、林道災害でございますが、18カ所のうち16カ所となっております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) やはり大きな災害が発生しているということが確認できました。 次に、今回の災害は激甚災害指定になるのか、また激甚災害の指定となった場合、補助率と地元負担金はどのようになるのか、それについてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 山本農林水産部長。 (農林水産部長 山本善文君登壇)
◎農林水産部長(山本善文君) 再質疑にお答えいたします。 災害復旧事業の補助率についてでございますが、農地・農業用施設の基本補助率は、農地が50%、農業用施設が65%となっております。林道の基本補助率は、幅員3メートル以上で、利用対象森林面積が500ヘクタール以上ある路線は65%、それ以外の路線は50%となっております。 これらの補助率につきましては、被災した自治体の負担軽減を目的として、補助率をかさ上げする制度がございまして、農地・農業用施設につきましては、災害復旧事業費の総額を被災した関係農家戸数で除した1戸当たりの事業費によって補助率のかさ上げの基準が定められております。 また、林道につきましても、災害復旧事業の総額を被災した路線の総延長で除した1メートル当たりの事業費によってかさ上げ基準がございます。 また、発生した災害が激甚災害に指定された場合には、さらに補助率がかさ上げされることとなります。今回佐賀県内で大きな被害をもたらしました令和3年8月の大雨による災害につきましては、激甚災害の指定を行う見込みであるということが令和3年8月31日付で内閣府から通知されたところでございます。 指定に伴い、補助率のかさ上げが予定されており、農地・農業用施設が90%以上、林道が70%以上の補助率になることが見込まれております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 激甚災害の指定を行う見込みであるということが確認できました。 この項、最後の質疑になりますが、災害復旧事業を実施するには、まず現地測量を行った上で設計書を作成し、国の査定を受け、その後、復旧工事の発注となろうかと思いますが、今後のスケジュールについてはどのようになっているのか、お伺いします。
○議長(笹山茂成君) 山本農林水産部長。 (農林水産部長 山本善文君登壇)
◎農林水産部長(山本善文君) 再質疑にお答えいたします。 災害復旧事業のスケジュールについてでございますが、農地・農業用施設及び林道災害のいずれも10月下旬から国の査定が始まりまして、それ以降毎週、週単位で査定を受けることが可能となっており、設計書の作成状況を踏まえながら、県と調整し、査定を受けることとなります。 また、査定の完了が12月下旬の見込みとなっており、その後、復旧工事の発注を行い、早期の復旧を行いたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) それでは、次の質疑に移ります。 令和3年災害土木施設復旧費について再質疑を行います。先ほど道路、河川の被災状況、293件とのことでした。そのうち大きな災害状況、先ほども聞きましたが、おおむね500万円以上の災害の発生状況、これについてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 宗田都市整備部長。 (都市整備部長 宗田匡央君登壇)
◎都市整備部長(宗田匡央君) 再質疑にお答えいたします。 500万円以上の災害の発生状況といたしましては、簡単に規模別で言いますと、500万円から2,000万円の規模で、道路12件、河川1件、合計13件でございます。 また、2,000万円から5,000万円規模、こちらが道路4件、河川1件、合計5件、また5,000万円以上となるものが道路で5件発生しております。 合計しますと、500万円以上の災害の発生としましては道路が21件、河川が2件、合計23件となっております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 道路、河川、合わせますと、23件ということで、こちらも大きな被害が出ているということでございます。 それでは、次の質疑ですが、事業の採択要件、財源内訳についてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 宗田都市整備部長。 (都市整備部長 宗田匡央君登壇)
◎都市整備部長(宗田匡央君) 再質疑にお答えいたします。 事業の採択要件といたしましては、最大24時間雨量が80ミリ以上または時間雨量が20ミリ以上となっております。 また、1カ所工事の費用が60万円以上となっております。 また、道路につきましては、道路幅員が2メートル以上、河川につきましては高さ1メートル以上の小堤、河川高2分の1程度以上の被災水位が確認されることなどとなっております。 なお、財源内訳としましては、国の補助金が4億2,688万円、災害復旧債が4億2,720万円、一般財源が5,294万5,000円となっております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 財源の内訳、それから要件については理解できました。 次の質疑ですが、こちらのほうも非常に大きな災害状況となっておりますが、こちらのほう激甚災害に指定されるのか、その点についてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 宗田都市整備部長。 (都市整備部長 宗田匡央君登壇)
◎都市整備部長(宗田匡央君) 再質疑にお答えいたします。 公共土木施設等に関しましては、佐賀県全体の激甚災害指定はされておりません。局地激甚災害としまして、武雄市と大町町の2自治体が指定されておりますが、唐津市は指定されておりません。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 公共土木施設等については、この激甚災害、この考え方がちょっと違うわけですね。はい、分かりました。 この項、最後ですが、今回、先ほど293件の災害復旧があるわけですが、工事完了までの今後のスケジュールについてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 宗田都市整備部長。 (都市整備部長 宗田匡央君登壇)
◎都市整備部長(宗田匡央君) 再質疑にお答えいたします。 工事完了までの今後の予定でございますが、10月11日の週から国の災害査定が始まる予定でございまして、12月をめどに査定が終わる見込みでございます。 その後、順次発注事務を進め、早期復旧に努めてまいりますが、被災件数が多く、復旧にかなりの日数を要する現場もあるため、年度内完了が見込めない場合は繰り越しでの対応が出てくるものと考えております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) それでは、次の質疑に移ります。 令和3年災害公園施設復旧費について再質疑を行います。今回2カ所の公園施設の被災被害ということでございました。この事業の採択要件、財源内訳についてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 宗田都市整備部長。 (都市整備部長 宗田匡央君登壇)
◎都市整備部長(宗田匡央君) 再質疑にお答えいたします。 事業の採択要件につきましては、国の都市災害復旧事業の採択要件、1つ目に、最大24時間雨量80ミリ以上または時間雨量20ミリ以上、また1カ所の工事費用が60万円以上となっております。 また、都市公園で遊戯や休養施設などが被災した場合、都市計画区域内にある
地方公共団体の維持管理に属する公園で、遊戯や休養施設などが被災した場合等が採択要件となっておりますが、今回の被災はのり面部分となっており、県に確認しましたところ、国の都市災害復旧事業の採択要件を満たさなかったということで、災害復旧債、起債のほうを活用するようにしております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) この項、最後ですが、今後の復旧予定についてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 宗田都市整備部長。 (都市整備部長 宗田匡央君登壇)
◎都市整備部長(宗田匡央君) 再質疑にお答えいたします。 七ツ釜園地及び石室小規模児童遊園地の2カ所の公園でございます。早期発注を行いまして、3月末、年度内の工事完了を予定しております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) それでは、次の質疑に移ります。 令和3年災害総合福祉施設復旧費について再質疑を行います。先ほどの答弁では、浜玉町の世代間交流センター「やすらぎ荘」の敷地内ののり面の一部が崩壊したということでしたが、今後の復旧予定についてお伺いします。
○議長(笹山茂成君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中寿幸君登壇)
◎保健福祉部長(田中寿幸君) お答えいたします。 今後の予定でございます。本予算について議決をいただきましたら、早期に崩土の除去及び大型土のうの設置工事に取りかかりたいと考えております。 工期は、約1カ月を見込んでおります。現在、崩落地付近には立入禁止の標示板の設置とロープによって囲うなど、危険防止措置を行っております。現在のところ「やすらぎ荘」の運営には、支障は生じておりませんので、工事施工の期間、引き続き危険防止策を講じながら運営を行っていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) こちらのほうは、やはり人流がありますので、危険防止策に努めて、工事をやっていただきたいと思います。 それでは、次の質疑に入ります。 令和3年災害公立学校施設復旧費及び令和3年
災害文化財復旧費について再質疑を行います。 今回、学校施設が1件、文化財である名護屋城跡関連の2カ所ののり面崩落が発生したということでありました。各事業のこちらのほうの採択要件、それから財源の内訳、どのようになっているのか、お伺いします。
○議長(笹山茂成君) 草場教育部長。 (教育部長 草場忠治君登壇)
◎教育部長(草場忠治君) 再質疑にお答えします。 採択要件といたしましては、時間雨量20ミリメートル以上、もしくは24時間雨量80ミリメートル以上の降雨により発生した災害で、公立学校施設につきましては、被害額40万円以上、文化財につきましては、被害額200万円以上が対象となります。 財源内訳につきましては、湊小学校が事業費6,150万円のうち、国庫補助が3,430万円、災害復旧債が2,720万円でございます。 次に、文化財ですが、名護屋城跡及び徳川家康別陣跡の2カ所の事業費合計1億5,500万6,000円のうち、国庫補助が1億850万3,000円、県補助が1,673万9,000円、災害復旧債が2,230万円、一般財源が746万4,000円でございます。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) この項、最後の質疑になりますが、こちらのほうも工事完了の今後の予定について伺います。
○議長(笹山茂成君) 草場教育部長。 (教育部長 草場忠治君登壇)
◎教育部長(草場忠治君) 再質疑にお答えします。 学校施設、文化財とも、国庫補助事業として実施いたしますので、所管省庁である文部科学省及び文化庁の事業採択を受けましたら、早急に発注事務を進め、復旧事業の早期着手、早期完了に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) 今回、災害復旧費については、所管ごとに分けて7項目の災害復旧費について質疑をいたしました。今、建設業界の人手不足、それから災害件数の多発で、入札不調とか、そういったものの懸念も考えられますので、確実に復旧へ向けて事業実施をお願いいたしたいと思います。 それでは、次の質疑に移りたいと思います。 予備費の
新型コロナウイルス感染症拡大防止緊急対応分について再質疑を行います。予備費の
新型コロナウイルス感染症拡大防止緊急対応分を使った場合、議会への報告は必要だと考えますが、その報告はあるのか、お伺いします。
○議長(笹山茂成君)
草野財務部長。 (財務部長 草野 陽君登壇)
◎財務部長(草野陽君) 再質疑にお答えいたします。 予備費の充用につきましては、市長の専決事項ではございますが、今回は
新型コロナウイルス感染症拡大防止緊急対応に係る特殊な予算でございますので、この予備費の執行に当たりましては、その都度、議会へのご報告のほうをさせていただきたいと存じております。 以上でございます。
○議長(笹山茂成君) 吉村慎一郎議員。
◆11番(吉村慎一郎君) これで私の議案質疑を終わります。(拍手)
○議長(笹山茂成君) 以上で追加議案の議案第94号の議案質疑を終結します。 お諮りします。議案第94号は、唐津市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(笹山茂成君) 異議なしと認めます。よって、議案第94号は、委員会付託を省略することに決しました。
△委員長報告、討論、採決
○議長(笹山茂成君) 議事日程に従い、これより委員長報告を行います。 議案第75号から議案第85号まで、並びに議案第90号から議案第93号まで、以上15件の議案について、所管の常任委員会に付託しておりましたので、これより各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務教育委員長の報告を求めます。吉村総務教育委員長。 (総務教育委員長 吉村慎一郎君登壇)
◎総務教育委員長(吉村慎一郎君) 総務教育委員会審査報告書。 本年9月15日の本会議において、本委員会に付託になりました議案第75号、令和3年度唐津市
一般会計補正予算中、所管事項、議案第79号、唐津市個人情報保護条例及び唐津市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第80号、唐津市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第81号、唐津市職員給与条例及び唐津市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第90号、救助工作車購入契約締結について、議案第92号、令和3年度唐津市
一般会計補正予算の専決処分の承認について、議案第93号、西唐津公民館移転新築建築工事請負契約締結について、以上、7件について、9月16日、17日、21日の3日間、委員会を開催し、書類審査並びに現地調査を行う等、慎重に審査いたしました結果、本委員会に付託されました議案第75号、議案第79号から議案第81号まで、議案第90号及び議案第93号については、いずれも原案どおり可決すべきものと決し、議案第92号については、承認すべきものと決しました。 以上、簡単でありますが、本委員会における議案審査の結果報告といたします。 令和3年9月24日、総務教育委員会委員長、吉村慎一郎。 唐津市議会議長、笹山茂成様。
○議長(笹山茂成君) 次に、産業経済委員長の報告を求めます。楢﨑産業経済委員長。 (産業経済委員長 楢﨑三千夫君登壇)